ご使用上のご注意とお手入れ方法

●ご使用前に乾い布や雑巾などで2回ほど軽く拭いてください。い草に浸透してない染土・染料・樹脂が表面に余分に付着しているのでそれらを除くためです。（※人体には無害。）※水拭きはカビの原因になります。

●水などをこぼしたら早めに水分を吸い取れば中には浸透しません。

●定期的に日陰干しをし、喚起よくしておけばカビの発生を防げます

イ切れに関して

Q.い草が切れて飛び出したようになっているが不良ではないですか？

A.不良ではありません。イ切れという現象です。

い草は植物で自然のものなので、化学繊維より切れやすい性質があります。織りあげる際に機械の摩擦や乾燥などにより、い草が切れてしまった場合、上の写真のように切れたい草が飛び出すことがありますが、これはハサミや爪切りなどでカットしていただければ、そのままお使い頂けます。

根白に関して

Q.ヘリ際が白っぽく日焼けをしているようだが、不良ではないですか？

A.不良ではありません。い草の根白（ねじろ）部分の色です。

い草は根っこの色が白っぽく（根白）、先端になればなるほど茶色っぽくなっています。様々な長さのい草の中で短いい草を使用すれば、同じ長さをカットするにしても根白の部分が少し入ってきてしまいます。い草上敷の価値の違いはここにあります。

長いい草を使用すれば根白の部分がカットされることになるので、高価にはなりますがが、きれいな仕上がりになります。